多様な注文方法

取引ルール

スピード注文

スピード注文とは、1クリックで即時注文が可能な次世代の注文機能です。
新規・決済・ドテン・同一通貨ペアの全決済注文も1クリックで操作できる取引ツールの常識を一変させる次世代の注文機能です。

  • スピード注文の注文種別は成行のみとなります。
スピード注文

銘柄ごとに全決済が可能

複数のポジションを保有していても、銘柄単位で全決済が可能。

1クリックで新規・決済・ドテン注文が実現

新規注文、決済、銘柄単位での全決済が全て1クリックで完結。買い・売りのポジションを反転させるドテン注文にも対応。

銘柄ごとに注文パターンを設定

スピード注文設定画面で、銘柄ごとにスピード注文パターンが設定可能。

スピード注文 操作マニュアル

成行注文

成行注文とは注文の入力後にレートの変動があった場合でも、約定を優先させて、その時点のレートで約定する注文方法です。

(図)成行注文

成行注文で表示されるリアルタイムのレートのイメージは図のようになります。
BID40,320.0とはGMOクリック証券がCFD銘柄を買う価格をお客様に提示しているものです(お客様が売る価格)。
また、ASK40,322.9とはGMOクリック証券がCFD銘柄を売る価格をお客様に提示しているものです(お客様が買う価格)。

  • 変動の大きい相場になっている時は、成行注文を出した時に画面で確認したレートと異なるレートで約定する場合があります。これをスリッページと言います。
  • 「許容スリッページ」を設定していただきますと、設定した範囲以上にレートが変化した場合には注文は成立いたしません。

指値注文

トレード画面上で表示されている現在のCFD価格ではなく、お客様が今の価格より低く買いたい、もしくは高く売りたいときに指定する注文方法です。

  • 即座に約定する条件を満たすような価格を注文価格として指定することはできません。

現在、日本225が40,450.0円とします。 Aさんはもう少し安くなってから買おうと思い、40,300.0円で買いの指値注文を出しました。その後日本225の価格は下がり、ASKの価格が40,300.0円に達し、Aさんの注文は条件を満たしたので約定しました。

(図)指値注文

逆指値注文

逆指値注文とは、CFD価格が今の価格より高くなったら買いたい、または低くなったら売りたいときに有効な注文方法です。
CFD価格が指定した価格に達すると、逆指値注文は成行注文として執行され取引は成立します。

  • 即座に約定する条件を満たすような価格を注文価格として指定することはできません。

図A:日本225の価格が下がり、BIDが40,300.0円になりました。40,300.0円以下になると成行注文で発注しますので、このとき成行注文として執行され、40,300.0円で約定しました。この注文は、例えば、40,400.0円で買った建玉があり、価格が上がれば利益が出ますが、下がってしまうと損失になります。価格が急激に落ちて、損が大きくならないように、あらかじめ40,300.0円になったら、売るというような注文を出しておくと、40,300.0円より下がってしまったときの損失拡大を防ぎます。

(図A)逆指値注文

図B:現在、日本225が40,300.0円だとします。今後、40,400.0円を上回ったら上昇トレンドが形成されると予想したとします。そこで、チャートの上値を超えたところで買おうと思い、40,400.0円で逆指値の買い注文を入れました。予想通り40,400.0円になり約定しました。

(図B)逆指値注文

IFD注文(イフダン注文)

IFD(イフダン)注文は新規注文と決済注文を同時に出すことができ、新規注文が約定後に決済注文が自動的に有効になる注文方法です。

  • 決済注文が有効になった際に、即座に決済注文が約定する条件を満たすような価格の組み合わせは指定できません。
  • 決済注文の取引数量には、新規注文の取引数量以上の数量を指定することはできません。

現在、日本225は40,300.0円とします。Aさんは日本225の価格が短期的には下がるかもしれないが、将来的には40,500.0円になると予想しました。
価格が下がったところで買いたいと思ったので、IFD注文を使って、40,250.0円で買いの新規注文と40,500.0円で売りの決済注文を出しました。

(図)IFD注文(イフダン注文)

OCO注文(オーシーオー注文)

OCO(オーシーオー)注文は指値注文と逆指値注文を同時に出すことができ、一方が約定したらもう一方が自動的にキャンセルされる注文方法です。

Aさんは先日日本225を40,300.0円で買いました。現在日本225は40,400.0円に上昇し利益が出ています。Aさんは更に価格が上昇することを予想する一方、下落することも考え、損失を限定的にしておきたいと考えました。
そこでAさんはOCO注文を使って、利益確定のための40,500.0円の売り指値注文と、損失限定の40,300.0円の売り逆指値注文を出しました。

(図)OCO注文(オーシーオー注文)

IFD-OCO注文(イフダンオーシーオー注文)

IFD-OCO(イフダンオーシーオー)注文はIFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法で、新規注文が約定した場合の決済注文をあらかじめOCO注文で設定することできる便利な注文方法です。

  • 決済注文が有効になった際に、即座に決済注文が約定する条件を満たすような価格の組み合わせは指定できません。
  • 決済注文の取引数量には、新規注文の取引数量以上の数量を指定することはできません。

現在日本225は40,450.0円とします。Aさんは日本225の価格が短期的には下がるかもしれないが、将来的には40,500.0円になると予想しました。
価格が下がったところで買いたいと思ったので、40,400.0円で買う方針を固めました。 Aさんは基本的には価格が上昇することを予想する一方、予想が外れた場合の事も考慮し、40,300.0円で損失限定の注文も同時に発注したいと考えました。
価格はAさんの予想通り40,400.0円まで下落し新規注文(IFD注文)が約定となり、自動的に決済注文(OCO注文・40,500.0円指値売り/40,300.0円逆指値売り)が有効になりました。
その後日本225は40,500.0円まで上昇しOCO注文のうち40,500.0円指値が約定され、もう一方のOCO注文40,300.0円逆指値売りが自動的にキャンセルされました。

(図)IFD-OCO注文(イフダンオーシーオー注文)

トレール注文

現在値に追随して逆指値の価格が自動的に変わる注文方法です。
お客さまにとって有利な相場に価格が変動した場合のみ追随するため、通常の逆指値注文に比べて、リスクを軽減しつつ収益の確保を狙うことができます。

  • GMOクリック証券CFDのトレール注文は、決済注文でのみご利用いただけます。

トレール注文を入力するためには、注文タイプとして逆指値注文を選択した後に、トレーリングストップにチェックをしてください。

注文価格には追随を開始する価格を入力し、トレール幅には現在値からどの程度離れた価格で追随させるかを指定します。
注文価格と現在値の差が、トレール幅よりも大きい場合は受注後すぐに追随を開始します。

【例1】注文価格と現在価格の差が、トレール幅よりも大きい場合

(図)IFD-OCO注文(イフダンオーシーオー注文)
(図1)トレール注文
銘柄 日本225
注文 決済売り逆指値
注文価格(逆指値) 39,950.0円
現在価格 40,000.0円
注文価格と現在価格の差 50.0円
トレール幅(pips) 400pips(※)

注文価格と現在価格の差(50.0円)がトレール幅(40.0円)よりも大きいため、受注後すぐに追随を開始します。

  • 1pipsはその銘柄の呼値と同じ値になります。日本225の呼値は0.1円のため、日本225の400pipsは、400pips × 0.1円=40.0円となります。
  1. 1現在価格が40,000.0円のときに、注文価格が39,950.0円の決済売り逆指値をトレール幅40.0円で発注。
    注文価格と現在価格の差(50.0円)がトレール幅(40.0円)よりも大きいため、受注後すぐに追随し、注文価格は40,000.0円 - 40.0円=39,960.0円に変更されます。
  2. 2現在価格が上昇すると、注文価格も追随して上がります。
    現在価格が40,010.0円になると、トレール幅が40.0円なので、注文価格は40,010.0円 - 40.0円=39,970.0円に変更されます。
  3. 3現在価格が下落しても注文価格は下がりません。
    現在価格が40,000.0円になっても、注文価格は39,970.0円のままです。
  4. 4相場が上昇し、現在価格が②時点の価格(40,010.0円)を上回ると注文価格が再び追随します。
    現在価格が40,020.0円、トレール幅は40.0円なので、注文価格は40,020.0円 - 40.0円=39,980.0円に変更されます。
  5. 5相場が下落し、現在価格が注文価格(39,980.0円)に達すると決済売り注文が発注されます。

【例2】注文価格と現在価格の差が、トレール幅よりも小さい場合

(図)【例2】注文価格と現在価格の差が、トレール幅よりも小さい場合
(図1)トレール注文
銘柄 日本225
注文 決済売り逆指値
注文価格(逆指値) 39,950.0円
現在価格 39,980.0円
注文価格と現在価格の差 30.0円
トレール幅(pips) 400pips(※)

注文価格と現在価格の差(30.0円)がトレール幅(40.0円)を超えると追随を開始します。

  • 1pipsはその銘柄の呼値と同じ値になります。日本225の呼値は0.1円のため、日本225の400pipsは、400pips × 0.1円=40.0円となります。
  1. 1現在価格が39,980.0円のときに、注文価格が39,950.0円の決済売り逆指値をトレール幅40.0円で発注。
    注文価格と現在価格の差(30.0円)がトレール幅(40.0円)よりも小さいため、注文価格は19,950.0円から変更されません。
  2. 2現在価格が上昇し、注文価格と現在価格の差がトレール幅を超えると注文価格も追随して上がります。
    現在価格が40,010.0円になると、トレール幅が40.0円なので、注文価格は40,010.0円 - 40.0円=39,970.0円に変更されます。
  3. 3現在価格が下落しても注文価格は下がりません。
    現在価格が40,000.0円になっても、注文価格は39,970.0円のままです。
  4. 4相場が上昇し、現在価格が②時点の価格(40,010.0円)を上回ると注文価格が再び追随します。
    現在価格が40,020.0円、トレール幅は40.0円なので、注文価格は40,020.0円 - 40.0円=39,980.0円に変更されます。
  5. 5相場が下落し、現在価格が注文価格(39,980.0円)に達すると決済売り注文が発注されます。