ETF
ETF(Exchange Traded Fund)とは上場投資信託の略称で、主に日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった株価指数や、金や原油などの商品価格に連動するように投信会社によって運用されています。取引所に上場しているので価格が入手しやすく、株式と同じように取引することができます。
国内株式の他にエマージング市場(新興国市場)の指数やコモディティ(金や原油など)に連動したETFを投資対象として組み入れることにより、個別株式への投資に比べてリスクの分散が期待できます。
レバレッジを効かせるとは、「テコの原理を効かせる」ということです。ETFであれば通常の投資信託とは異なり、信用取引が可能なため、自己資金の約3倍でお取引ができ、下げ相場の場合にも利益を得るチャンスがあります。
日経平均株価やダウ・ジョーンズなどの指標は日々のニュースなどで取り上げられるため、値動きや損益が把握しやすく、初心者の方でもわかりやすい商品となっております。
また、各指標へ投資は個別株投資よりもリスクの分散効果があるといわれております。
一般的な投資信託と異なり、販売手数料・信託財産留保金がかからず、信託報酬も比較的安く設定されております。また、取引手数料は通常の株式取引手数料と同額です。
- ※信託財産留保金:投資信託を解約する際に投資家が負担すべき解約手数料です。
- ※信託報酬:投資信託で運用している期間において、投資家が負担すべき運用手数料です。
ETN
ETN(Exchange Traded Note)とは「上場投資証券」または「指標連動証券」と呼ばれ、ETFと同様に、株価指数や商品価格などの特定の指標に連動する金融商品です。
欧米の株式市場ではETFに次ぐ上場商品として活発に取引が行われており、注文方法や取引手数料、税制などは株式と同様にお取引いただくことが可能です。
様々な対象指標への投資が可能
ETNは信用力の高い金融機関が特定の指標との連動性を保証する債券であり、金融機関は裏づけ資産を保有しません。
そのため、ETFでは組成が困難な新興国の株式や、現物資産の保有が難しい希少資源などを投資対象とすることが可能です。
(償還価額と対象指標の間のずれ)が発生しない
ETNは発行体の金融機関が対象指標とETNの償還価額が連動するよう保証するため、運用に掛かる手数料分を除き、トラッキングエラー(償還価額と対象指標の間のずれ)が発生しません。
- ※実際の市場での取引においては、売り買いの需給の関係等から必ずしも対象指標の価格で購入できるとは限りません。
PCやスマートフォンから株式と同様にお取引が可能で、取引手数料は通常の株式取引手数料と同額です。税務上、株式と同じ証券税制が適用され、特定口座の取扱対象なので損益通算の対象となります。
- ※現在、当社ではETNを信用取引でお取引いただけません。
ETFとは異なり、ETNは裏づけとなる資産を保有しないため、発行体となる金融機関の信用リスクに注意する必要があります。発行体の金融機関の倒産や財務状況の悪化等により、価格が下落する恐れや無価値となる可能性があります。
その他の注意点は以下よりご確認ください。
- ご参考
- 各取引所のページもご参考にしてください。
REIT
REIT(Real Estate Investment Trust)とは、不動産投資信託の略称です。投資家から資金を集め複数の不動産を購入し、その不動産から得られる賃料や売却益等を投資家に分配する投資信託で、ETFと同様に取引所で売買することができます。
オフィスやマンションなど、実物の不動産への投資は数千万円の資金が必要ですが、REITは数十万円の単位まで小口化され、不動産への投資が容易になっております。
個人が実物不動産に直接投資するよりも、REITの指数を構成する複数の不動産に投資を行っているため、リスクの分散が期待できます。また、一般的には、不動産・株式・金投資がインフレ時に強い資産と言われており、投資資産に組み入れることにより、インフレ対策にもなることがあります。
実際の不動産投資の場合、売りたいときに売れないというリスクが伴ないますが、取引所で上場しているため、REITは比較的、換金性・流動性が高い商品となっております。
不動産投資信託は、定められた一定の要件を満たすことで、法人税が実質的に非課税となり、収益のほとんどが分配金にまわされるため、配当利回りが比較的高い商品となっております。
- ご参考
- 取引所のページもご参考にしてください。
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