初心者の方向け
- CFDとはどんな取引ですか?
- CFDとは「Contract for Difference」の略称で一般的に「差金決済取引」のことです。投資商品として人気の高いFXもCFDの一種です。
- 差金決済取引とはなんですか?
- 例えば市場でリンゴが90円で取引されている時に買い、100円で取引されている時に売ると10円の利益が出ます。この際、実際にはリンゴの受渡しを行わず、売買の差額分だけをやり取りするのが差金決済取引です。
- CFDでは何を取引しますか?
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株価指数や金、原油などの商品、米国株式などのCFDをGMOクリック証券ではお取引いただけます。1つの口座で世界中のさまざまな資産に投資することが可能です。
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- CFDのメリットはなんですか?
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「世界中のさまざまな資産に投資できること」「少ない資金で取引できること」「夜間や祝日も取引できる銘柄があること」「売りからも取引できること」などのメリットがあります。
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- CFDの注意点はなんですか?
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主な注意点として、レバレッジ効果で大きな利益が出る可能性がある反面、リスクが大きくなることがあげられます。
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- CFDの取引時間はいつですか?
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取引時間は銘柄によって異なりますが、GMOクリック証券には夜間や祝日にも取引できる銘柄があります。
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- 他の金融商品との違いはなんですか?
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取引時間やレバレッジなどさまざまな点で、FXや株式など他の金融商品との違いがあります。
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金額や計算について
- CFDの取引単位とはなんですか?
- 取引の基準となる単位のことです。各銘柄によって定められています。例えば「日本225」の取引単位はCFD価格の10倍です。CFD価格が40,000円の場合、40,000円×10倍=40万円が1取引単位となります。1取引単位のことを1枚ともいいます。
- 必要証拠金とはなんですか?
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新たに建玉を保有するために必要な証拠金のことです。例えば「日本225」を1取引単位(1枚)買ったり売ったりするための必要証拠金は、CFD価格が40,000円の場合、40万円(1取引単位の取引金額)÷10倍(株価指数CFDのレバレッジ)=40,000円となります。
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- レバレッジとはなんですか?
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「てこの原理」を意味し、実際に取引する金額よりも少ない資金で売買が可能になる仕組みのことです。
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- CFDはどのように損益計算しますか?
- 日本225を1枚買った場合、以下のように計算します。例 売り価格:40,500円 買い価格:40,000円 【40,500円ー40,000円】×1枚×10倍=5,000円の利益となります。日本225を1枚保有している場合、価格が1円動くと損益が10円変動します。※「×10倍」の部分は各銘柄によって定められている取引単位「CFD価格の~倍」の倍率を意味します。
CFDの用語について
- スプレッドとはなんですか?
- 売値と買値の差額のことです。売値をBidレート、買値をAskレートともいいます。
- 呼値とはなんですか?
- 最小の値動きをする単位のことです。各銘柄によって定められています。例えば「日本225」の呼値は0.1円ですので、38,000.1円、38,000.2円、38,000.3円のように0.1円が最小単位として価格が変動します。
- pipsとはなんですか?
- 変動幅を表す単位のことです。CFD取引ではpipsの単位=呼値の単位です。例えば「日本225」の1pipは0.1円、10pipsは1円となります。「米国30」の1pipは0.1米ドル、10pipsは1米ドルとなります。
- 参照原資産とはなんですか?
- CFDの価格を作る際に価格を参照するために使われている資産のことです。例えば、「日本225」のCFD価格を作る際には日経225先物を参照しています。
- CFDにスワップポイントはありますか?
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CFDにスワップポイントはありません。その代わり、「金利調整額」が発生する銘柄があります。
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- ロスカットとはなんですか?
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損失拡大を防ぐため、含み損が一定基準に達すると自動的に建玉を決済することです。
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- 追証とはなんですか?
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追加証拠金の略称です。口座の時価評価総額が必要証拠金を下回ってしまった場合に、必要証拠金の不足額を入金していただく制度のことです。
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- スリッページとはなんですか?
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注文した価格と実際に約定した価格の差のことです。変動が大きい相場になっている場合等は、スリッページが発生する可能性があります。
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- CFDの調整額とはなんですか?
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CFDには「価格調整額」「権利調整額」「金利調整額」という3種類の調整額が発生する銘柄があります。
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- コンバージョンレートとはなんですか?
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外貨建てCFDの必要証拠金額の算出や決済損益を確定する際に使用される外貨交換レートのことです。
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- CFD取引の税金は?
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CFD取引により取得した利益(「金利調整額」「価格調整額」「権利調整額」を含む)は雑所得として申告分離課税の対象となります。
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取引画面について
- PCの取引画面について教えてください。
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「日本225 新規買い(成行注文) 取引数量10枚」の例がこちらです。
- ①チェックをつけると、取引数量の↑↓ボタンクリックで数字が0.1ずつ増減するようになります。
- ②日本円建ての銘柄であることを示しています。数字はスプレッドです。
- ③売値
- ④買値
- ⑤保有建玉を決済する際に使います。新規買いなのでチェックがついていません。
- ⑥注文タイプ 成行を選択しています。
- ⑦取引数量 10枚(10取引単位)を入力しています。
- ⑧日本225の取引単位がCFD価格の10倍のため、取引数量×10と表示されています。
- ⑨必要証拠金 10枚取引するために必要な金額が表示されています。
- ⑩スリッページ 単位はpipsです。20pipsと設定していますので、注文を出すタイミングの買値「38,922.9」より20pipsを超えて不利な価格である「38,925.0」以上の価格では約定しない設定となります。
「米国30 新規売り(指値注文) 取引数量1枚」の例がこちらです。
- ①チェックをつけると、取引数量の↑↓ボタンクリックで数字が0.1ずつ増減するようになります。
- ②米ドル建ての銘柄であることを示しています。数字はスプレッドです。(決済はコンバージョンレートを用いて日本円で行われます。)
- ③売値
- ④買値
- ⑤保有建玉を決済する際に使います。新規売りなのでチェックがついていません。
- ⑥注文タイプ 指値を選択しています。
- ⑦取引数量 1枚(1取引単位)を入力しています。
- ⑧米国30の取引単位がCFD価格の0.1倍のため、取引数量×0.1と表示されています。
- ⑨注文価格 指値注文なので、売値の「43,292.7」より高い価格を設定します。
- ⑩必要証拠金 1枚取引するために必要な金額が表示されています。
- ⑪有効期限 注文の有効期限を設定します。こちらの例では当日を選択しています。
- アプリのトレード画面について教えてください。
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「WTI原油 新規買い(成行注文) 取引数量5枚」の例がこちらです。
- ①当日の高値、安値が表示されています。
- ②前営業日の終値価格と比べて現在の価格がいくら上がっているか、下がっているかを示しています。こちらの例では前営業日の終値価格から0.346米ドル(0.49%)下がっていることを示しています。
- ③米ドル建ての銘柄であることを示しています。数字はスプレッドです。(決済はコンバージョンレートを用いて日本円で行われます。)
- ④売値
- ⑤買値
- ⑥注文タイプの選択 成行を選択しています。
- ⑦取引数量 5枚(5取引単位)を入力しています。
- ⑧WTI原油の取引単位がCFD価格の10倍のため、取引数量×10と表示されています。
- ⑨取引余力をもとに、取引可能な数量が表示されています。
- ⑩必要証拠金 5枚取引するために必要な金額が表示されています。
- ⑪スリッページ こちらの例では設定していません。
- CFD取引の始め方を教えてください。
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CFD取引口座の開設をお申し込みください。PC、スマートフォンのどちらからでもお申し込みが可能です。
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