FXの勝ち方とは?勝率を高めるポイントや注意点、証券会社の選び方も解説

FXネオお役立ちコラム

FXの勝ち方とは?勝率を高めるポイントや注意点、証券会社の選び方も解説

金融商品全般に共通することですが、FX取引においても100%勝てる必勝法というものは存在しません。ただ、勝ち負けを繰り返しながら、トータルで勝つことは可能です。
本記事では、FX取引の勝つ確率を上げるポイントやFX取引をする時の注意点について解説します。また、FX取引に向いている証券会社の選び方についても取り上げるため、FXで勝てるようになりたい方は参考にしてください。

FXの勝ち方・勝率を上げるポイント

FXの勝ち方・勝率を上げるポイント

FXの勝率を上げるポイントは幾つかありますが、ここでは以下の項目に分けて解説します。

〇資金管理を徹底する
〇経済指標を確認する
〇時間帯や時期ごとの値動きの特徴を把握する
〇損切りルールを作る
〇取引内容を記録して振り返る
〇FXの取引手法、ルールを確立する

資金管理を徹底する

FX取引はレバレッジが利用できるため、預入証拠金よりも大きな金額の取引が可能です。レバレッジは便利である一方、大きな損失を発生させるリスクもあるため、まずは自身の保有ポジションにおいて、どのくらいの値動きがあればどの程度の利益、損失が発生するということを把握することが重要です。
常にマーケットを監視できるのであれば問題ありませんが、生活する上でなかなかそのような環境で取引できる方は少数になると考えられます。そのために、ご自身の資産や取引数量を管理してレバレッジを抑えた取引をすることが大切です。
資金管理ができていれば、1回あたりの利益または損失が小さくなるものの、堅実な取引ができるためメンタルが安定するという利点が生まれ、メンタルが安定すると、継続して利益を積み上げていきやすくなります。レバレッジが利用できるため、一度の取引で大きな利益を求めるという取引自体は可能ですが、投資よりも投機の思惑が強いため、保有ポジションの数量も考慮しつつ、状況に合わせて取引をすることが大切です。

経済指標を確認する

FX取引において重要な点は幾つかありますが、その中で経済指標を確認することは非常に大切になります。経済指標とは各国の経済状況を示す指標のことで、代表的な経済指標としてはGDPや失業率、消費者物価指数などが挙げられます。経済指標を確認するとトレンドを把握する際の参考になり、相場の方向性に合った取引をしやすくなるというメリットがありますが、経済指標の内容如何で相場が一気に動き出すことが多いため、重要な経済指標の日程、時間を把握しておくことが大切です。
なお、経済指標や地政学リスク・政治的リスクなどをもとに相場分析をする方法をファンダメンタルズ分析と呼びます。同じく代表的な分析方法として、チャートの値動きを分析する方法をテクニカル分析と呼びます。重要な経済指標の発表日は為替相場に大きな影響を与えるので、経済指標は特に注視しましょう。

時間帯や時期ごとの値動きの特徴を把握する

FXは時間帯によって値動きに特徴が見られる場合があるため、定期的に値動きの大きな時間があることを把握しておくと、FX取引において有利に進められます。最も有名な特徴としては、「仲値」が決まる午前9時55分に向けて取引が活発化する時間帯です。
その他にも、日本時間で午前1時(夏時間では午前0時)にある仲値に相当するロンドンフィックスでも取引が非常に活発化します。ただ、ロンドンフィックスは毎月最終営業日の日程で行われるので、「仲値」のように毎営業日注視するものではありません。
他にも、企業の決済日となりやすい5日、10日、15日など5や10がつく「ゴトウ日」や相場が荒れやすくなる月末など、時間帯や時期ごとの値動きの特徴について確認し、取引に活かす勝率が上がる可能性があります。

損切りルールを作る

FXで勝つためには、「損失を小さくして、利益を大きくする(損小利大)」のような取引を続ける必要があります。損失を小さくするために「損切りのルール」を作って、そのルールを守るのが重要なポイントになります。
損切りの判断は取引を行う上で非常に難しい決断になりますが、損切りが適切にできれば、ロスカットや追証などを回避して資産を守ることができ、次の投資にまわせるというメリットがあるため、長く投資を行う上では必要な判断であると考えるようにしましょう。

取引内容を記録して振り返る

FXの勝率を高めていくためには、取引内容を記録して振り返ることが大切です。取引内容の記録をつけて結果を確認し、良かったところは次回も実践し、悪かったところは改善すると自ずと勝率は上がってきます。通常の企業の業務改善でも使われている手法「PDCA」を使うと可視化が可能です。
└ P(計画する)、D(実行する)、C(チェック・評価する)、A(改善する)
└ 当初の計画通りP:計画して、D:FX取引する
└ その結果を、C:取引内容を記録して振り返り、A:アクション・改善して、次のFX取引につなげる
└ とくに、C(チェック・評価する)とA(改善する)が大事で、このプロセスを繰り返していけばFXで勝つ確立が上がりやすくなると考えられる

FXの取引手法、ルールを確立する

FXの勝率を高めていくためには、なんとなくその日の気分でFX取引をするのではなく、前もってご自身の取引手法・ルールを決めておき、その手法・ルールに従って取引することが大切です。まずは、自身がどのトレードスタイルに合っているのかを確認することから始めましょう。
トレードスタイルは注文から決済までの期間ごとに4つのスタイルがあります。
└スキャルピング(数秒から数分程度)、デイトレード(数分から数時間で当日中に決済)、スイングトレード(数日から数週間程度)、ポジショントレード(数ヶ月あるいは年単位)
└ ご自身の生活パターンにあわせて、無理のないトレードスタイルとする
・取引内容やトレードスタイルに合わせて通貨ペアを選ぶこともポイント
└長期トレンドが発生しやすい、方向感がないレンジ相場になりやすい、変動幅が大きい、など通貨ペアによって特徴が異なる場合もある
・シンプルな取引手法として、トレンドに順張りする手法を活用してみる
└ FXで利益を上げやすい手法は順張り、つまり、価格が上昇トレンドの時は買いで、下落トレンドでは売りをする取引方法
└ トレンドの大きな流れに乗るため、利益を出しやすく、損切りの判断もしやすい

FXの勝ち方に関しては把握すべき注意点

FXの勝ち方に関しては把握すべき注意点

FXの勝ち方に関しても、注意すべき点が幾つかあります。次章では、大きく分けて以下の内容を解説します。

〇相場によって使える手法は変わる
〇勝率100%は現実的に不可能と考える
〇長期保有の場合はスワップに注意する
〇FXで勝ちたい方が確認すべき証券会社の選び方
〇スプレッドが狭い証券会社を選ぶ
〇チャートツールの使いやすさで選ぶ
〇投資情報を得やすいかで選ぶ

相場によって使える手法は変わる

FXの取引手法やルールを確立しても、相場によって使える手法は変わってくることを理解しましょう。「トレンドに順張りする」が基本ですが、相場が反転するタイミングを狙って売買する取引手法である逆張りが有効な場合もあります。
トレードスタイル(スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレード)についても、ご自身の生活パターンに合ったトレードスタイルが基本ですが、相場に合せることも大事になります。相場の変化に合わせて手法を変えなければ、損失を積み重ねてしまう可能性があるため柔軟に考えるようにしましょう。

勝率100%は現実的に不可能と考える

FXの値動きには経済状況や地政学・政治的リスクなどの影響を受けるものの、常に規則性があるわけではありません。プロのトレーダーでも100%勝つことは不可能であるため、損切りが悪い行為だと考えないようにしましょう。逆に考えると、如何に損切りを上手く使いこなすかが重要であると見ることができます。損切りを適切に行い、「損失を小さくして、利益を大きくする(損小利大)」取引で、トータルとして利益を上げることを目指しましょう。

長期保有の場合はスワップに注意する

スワップポイントは、通貨ペアの金利差によって発生する調整金のことを指します。通貨ペアの金利が高い通貨を買う取引によって、スワップポイントで利益を出せことが可能です。例えば、米ドルを買って円を売る取引の場合、米ドル金利を5%と仮定し、円金利を0%と仮定すると、この差5%をスワップポイントとして受取るという構図となります。米ドル/円の買いのポジションを保有すれば、米ドルを買って日本円を売っている状況なので、このスワップポイントを受け取ることができます。
ただ、注意すべき点としては、この米ドル/円の売りポジションを保有し続けるケースです。金利の安い円を買って、金利の高い米ドルを売っていることになるので、スワップポイントを払い続けるということになりますので、売りポジションを保有する場合は、スワップポイントの払いがあるということを認識する必要があります。補足として、スワップポイントはロールオーバー(営業日を跨ぐ)する場合に発生しますので、この点も覚えるといいでしょう。

FXで勝ちたい方が確認すべき証券会社の選び方

FXで勝つためには、より条件の良い環境で取引することが重要です。FX取引は相対取引となるため、お客様と業者間の条件に各社違いがあります。次章では、FXで勝ちたい方に向いている証券会社の選び方を説明します。証券会社によって、設定しているスプレッドや利用できるチャートツールなどが異なるため、より使いやすい証券会社を選ぶことが大切です。

スプレッドが狭い証券会社を選ぶ

FX取引において、コストとして換算されるのが「スプレッド」です。スプレッドは買値と売値の差のことを指しており、このスプレッドが狭いほどお客様によって有利な環境になります。
スプレッドが狭いほどより利益を残しやすく、損失を抑えやすいため、取引回数が増えるほど、スプレッドの差が影響を与えます。コツコツ利益を積み重ね過程ではスプレッドコストは非常に重要です。利益効率が有利になるスプレッドが狭い証券会社を選ぶことは、必勝法の1つです。

チャートツールの使いやすさで選ぶ

証券会社は、各自で独自のチャートツールを提供しています。FX取引をするうえで、チャートツールの使いやすいさは大切です。ファンダメンタルズ分析と同じく、テクニカル分析は取引を行ううえで非常に重要であり、チャートツールを活用して相場分析をする方はとくに重視したいポイントです。テクニカル指標や描写など、使いやすく高性能なツールを提供している証券会社を選ぶことは、勝率を上げるポイントになるでしょう。

投資情報を得やすいかで選ぶ

相場分析のひとつであるファンダメンタルズ分析は、経済指標(GDP、消費者物価指数、失業率など)、地政学リスクや政治的リスクをもとに分析します。投資情報として、ファンダメンタルズ分析に使える情報が得られやすい証券会社を選ぶことも重要です。経済指標の発表タイミングを確認、要人発言などのイベントを確認できることは当然として、付加要素として情報ベンダーなどと契約している証券会社を選択すると、よりよい投資環境が整います。

チャート分析でFXの質を高めるなら「FXネオ」の利用を検討しよう

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まとめ

FX取引では、100%の勝率というものは存在しません。ただ、勝率を上げるポイントは幾つかあります。たとえば、資金管理を徹底する、経済指標を確認する、損切りを実効するなどのFX取引の手法・ルールを決めて実践すれば勝率は上がる可能性が高いと考えられます。
また、相場によって使える手法は変わるほか、長期保有の場合はスワップに注意するなどの点について注意する必要があるため、リスク管理の部分でも手法・ルールを徹底することにより、勝率は上がるものと考えられます。その中には、よりよい条件の証券会社での取引を行うというものも含まれます。GMOクリック証券が提供するサービスの「FXネオ」は、業界最小水準のスプレッドで取引ができるほか、使いやすくて高性能なチャートツールを提供しています。是非、検討ください。

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